2005年09月23日

男性不妊症と遺伝

不妊症の男性には造精部分の遺伝子に異常がある可能性もあり、不妊治療で生まれた男児にも不妊が引き継がれてしまう恐れがあります。現段階ではハッキリとしたことは、まだ分かっていませんが、治療をうける際には、このようなことも考慮しておくべきでしょう。

投稿者 ootani : 05:09 | コメント (0)

精路再建術

精路再建術とは、精子が通る精路に何らかの問題が生じ塞がってしまっている場合に、精管どうし・精管と精巣上体管などをつなぐバイパス手術のことをいいます。パイプカットなどの再生にも高い効果があり、精巣自体に問題がなければ男性不妊症の症状改善が期待できます。

投稿者 ootani : 05:08 | コメント (0)

膣内射精不能

膣内射精不能とは、女性との性行為で射精できない症状をいいます。ただし、大半はマスターベーションなら射精できる場合が多く、原因として刺激の強すぎるマスターベーションを行っていることが考えられます。過度な刺激を与えずに、膣の刺激でも射精することができるように訓練が必要です。

投稿者 ootani : 04:00 | コメント (0)

逆行性射精

逆行性射精とは、射精時に放出される精液が、膀胱へ流れてしまう状態をいいます。原因として、糖尿病・脊髄の損傷、前立腺・尿道などの手術の影響があげられます。男性不妊症の原因になりますが、それ以外では特に問題はありません。薬剤治療で症状の改善をみることができます。

投稿者 ootani : 03:58 | コメント (0)

勃起障害(ED)

男性不妊症において、勃起障害も重要な原因の一つになります。主な原因には、ストレスなどの心理的なことが要因になる場合と、勃起神経の損傷・ホルモン異常などが影響している身体的な要因があります。心療内科によるカウンセリング、バイアグラなどの薬物で症状の改善をはかります。

投稿者 ootani : 03:57 | コメント (0)

男性不妊症と性機能障害

男性不妊症の原因となる性機能障害には次のようなものがあります。

勃起障害(ED):勃起が困難。

射精障害
・逆行性射精:精液が逆流する。
・膣内射精不能:女性との性行為で射精できない。

投稿者 ootani : 03:56 | コメント (0)

精索静脈瘤

陰嚢内を通る精索静脈に血液が逆流し、うっ血を起こしている状態で、男性不妊症の原因になる疾患です。血行が悪くなるために睾丸の温度が上昇し、精子数の減少・運動率の低下を招きます。男性の約10%にみられる症状ですが、不妊男性では20〜40%にも上ります。手術を行うことにより精子の状態が改善され妊娠率も高くなります。

投稿者 ootani : 03:55 | コメント (0)

受精の方法

自然妊娠が困難な場合には、次の方法を用いて人工的に受精させます。

・人工授精:精液を子宮腔内へ直接注入し受精させる方法。
・体外受精:採卵した卵子を培養液の中で受精させ体内に戻す方法。
・顕微授精:卵子に直接精子を注入し受精させる方法。

投稿者 ootani : 02:10 | コメント (0)

精子回収法

無精子症などの場合、精子を器官から直接取り出す方法が用いられます。

・精巣精子吸引法(TESA):吸引針を使い精巣から精子を回収する。
・精巣精子回収法(TESE):精巣の一部を採取し、そこから精子を回収する。
・精巣上体精子採取法(MESA):陰嚢を切開し、精巣上体管から吸引針を使い精子を回収する。
・精管精子吸引法(VSA):吸引針を使い精管から精子を回収する。

投稿者 ootani : 02:08 | コメント (0)

奇形精子症の治療

精液の中に正常形態の精子が30%未満のケースです。受精能力の低い奇形精子でも、できる限り正常形態に近い精子を選び顕微鏡を使い受精させることは可能です。異常構造の精子の場合、顕微授精の前後に電気刺激などで卵子を活性化させるなどの処理も必要になります。

投稿者 ootani : 01:24 | コメント (0)

死滅精子症の治療

精液中の精子の中に運動精子が存在しないケースです。この場合、顕微受精を行ったとしても受精に至る確率が10%と低いのですが、受精に成功すると妊娠も期待でき、出産も無事にできるという症例もあります。死滅精子症との診断でも、丹念に探すと運動精子が発見できることも少なくありません。

投稿者 ootani : 01:23 | コメント (0)

無力精子症の治療

精子の運動率が50%未満のケースです。前立腺・精嚢線などの炎症が起きている場合には、抗生剤などを投与し炎症を抑えます。精子の動きが活発ではないので、自然妊娠はなかなか難しく、通常は顕微受精による方法がとられます。

投稿者 ootani : 01:18 | コメント (0)

非閉塞性無精子症の治療

精巣で精子が造られずに無精子のケースです。通常は精子回収法と呼ばれる方法を用いて顕微受精させるやりかたがとられますが、精子の形成に異常があるため、精巣中に精子が存在しないこともあります。不妊症治療において最も困難な症状だといえます。

投稿者 ootani : 01:17 | コメント (0)

閉塞性無精子症の治療

精巣で精子が造られてはいるが、通り道が塞がっていて無精子になるケースです。この場合は、精路再建術という手術で閉塞部分を解消することにより症状が改善する可能性があります。また、精子回収法と呼ばれる方法で直に精子を取り出し顕微受精させる方法もあります。

投稿者 ootani : 01:16 | コメント (0)

乏精子症の治療方法

精液中の精子数が少なく、一定の基準を下回っているケースです。精索静脈瘤のため乏精子症と診断を受けた場合は、手術を行い病巣を除きます。それ以外の場合は、内分泌・非内分泌治療などの薬物療法を行い、精子数の増加をはかりつつ、人工授精・体外受精・顕微受精などの方法も検討します。

投稿者 ootani : 01:14 | コメント (0)

2005年09月22日

精液検査の正常値

WHO(世界保険機構)の正常精液の基準です。

・精液量:2ml以上
・pH:7.2〜7.8
・精子濃度:1mlに2000万個以上
・精子運動率:前進運動精子が50%以上
・正常形態精子:30%以上
・精子生存率:75%以上
・白血球:1mlに100万個未満

投稿者 ootani : 11:08 | コメント (0)

精液検査の詳細

・精液量:通常1回の射精量は2〜5mlです。個人差・体調で変わってきます。
・酸性度(pH):無精子症・乏精子症は酸性に、細菌感染などはアルカリ性になることがあります。
・精子数:精子数が少ないと乏精子症です。
・精子運動率:活発な精子の割合を調べます。運動率が低ければ精子無力症です。
・奇形率:70%以上で奇形精子となります。

投稿者 ootani : 11:07 | コメント (0)

精液検査

不妊症診断において最も重要な検査で、精液量・酸性度・精子数・運動率・奇形率を調べます。2日〜1週間は禁欲をし、その後マスターベーションをして精液を採取しますが、体調やストレスに左右されることが多く、数回の検査を要することもあります。通常は1〜3週間以内の間隔で2回以上行います。

投稿者 ootani : 11:06 | コメント (0)

血液検査

血液を採取しホルモンの状態を調べます。

正常な男性のホルモン値
・FSH:1-7mlU/ml(範囲外で造精機能障害の疑いがでてきます)
・LH:1-8mlU/ml
・Testosterone:300-1200ng/dl
・PRL:1-20ng/ml(この範囲を超えると、視床下部・下垂体疾患の疑いがでてきます)

投稿者 ootani : 11:05 | コメント (0)

触診

性器を直接に診察することで精巣上体・精管の閉塞、精索静脈瘤などが確認できることもあります。また、オーキドメーターと呼ばれる精巣の容量を量るスケールで測定もします。その結果、精巣容量が10ml以下の場合に造精機能障害の疑いがでてきます。

投稿者 ootani : 11:04 | コメント (0)

問診

不妊症の問診では、性欲・勃起など性生活に関すること、過去にかかった病気、使用したことのある薬、過去に受けた手術などを聞かれます。職業歴なども不妊症に関係し、重金属・高温の環境・放射線などは精子を造る機能に影響を及ぼす場合があります。

投稿者 ootani : 11:03 | コメント (0)

男性不妊症・特別な診断

場合によって以下の検査も必要になってきます。

・超音波カラードプラ:精索静脈瘤の疑いがある時に検査します。
・染色体検査:無精子症・高度乏精子症の場合、染色体の異常の有無を調べます。
・経直腸エコー:精管などの閉塞状況を調べます。
・MRI:精索静脈瘤がある場合に検査します。

投稿者 ootani : 11:02 | コメント (0)

男性不妊症・通常の診断

不妊症の診断には、次のような検査を行います。

1.問診:過去の病歴、現在の状況などを聞きます。
2.診察:精巣の大きさ、状態などを診察します。
3.血液検査:下垂体のホルモンを調べます。
4.精液検査:精液の量、運動率などを調べます。

投稿者 ootani : 11:01 | コメント (0)

精子の異常

・乏精子症:精液中の精子数が少ないもの。
・非閉塞性無精子症:精巣で精子が造られずに無精子のもの。
・閉塞性無精子症:精管などから精子が通れずに無精子のもの。
・膿精液症:精液中の白血球数が増え、精子の運動性が低下したもの。
・無力精子症:精子の運動率が50%未満のもの。                
・奇形精子症:正常形態の精子が30%未満のもの。
・死滅精子症:精液中の精子が全て死んでいるもの。
・異常構造:精子の構造に異常があるもの。

投稿者 ootani : 07:36 | コメント (0)

その他の原因

造られた精子自体に奇形・構造異常などがみられる場合を指します。先天的なもの、放射線の影響、発ガン物質によるものなどの原因が考えられます。また、環境汚染による環境ホルモンも精子の形成に大きく影響し、これから増えていくと思われます。遺伝・先天性のものは医学でも原因がハッキリと分からない部分があります。

投稿者 ootani : 05:12 | コメント (0)

性機能障害

勃起障害・射精障害などによる不妊の症状を指します。勃起障害は、一般的に精神的な要因が大きく影響しますが、前立腺ガンなど手術の際の交配神経損傷、内分泌異常からも発生します。逆行性射精は尿道・膀胱の手術後に起きる場合が多くあります。

投稿者 ootani : 05:10 | コメント (0)

副性器機能障害

前立腺・精嚢腺が、大腸菌・クラミジアなどの細菌よって炎症を起こしてしまい、精子の運動能力が落ちてしまうことを指します。その他、結核菌・マイコプラズマなどによっても炎症を引き起こす場合があります。膿精液症・無力精子症と診断されます。

投稿者 ootani : 05:09 | コメント (0)

精路通過障害

精子が通る精管などが詰まってしまい、精巣容積が正常にもかかわらず精液を放出しにくい状態を指します。主に精嚢部の狭窄・両側の精管欠損・鼠径へルニア手術が原因となり、非閉塞性無精子症・乏精子症と診断されます。

投稿者 ootani : 05:09 | コメント (0)

造精機能障害

精子を造る器官に問題があり、精巣・内分泌などに異常が起きます。男性不妊の約90%がこれにあたり、古くから不妊原因として良く知られています。精液を検査すると、精子の濃度・運動率・奇形率が基準を下回っており、乏精子症・非閉塞性無精子症と診断されます。

投稿者 ootani : 05:08 | コメント (0)

男性不妊症の原因

・造精機能障害:精子を造る器官に問題がある場合。
・精路通過障害:精子が通る器官に問題がある場合。
・副性器機能障害:精巣・前立腺などの炎症により起こる場合。
・性機能障害:勃起・射精に障害がある場合。
・その他の原因:精子自体に問題がある場合など。

投稿者 ootani : 05:06 | コメント (0)

男性不妊症

男性不妊症とは、男性側に何らかの問題があるため受精させることができない症状です。定義では、『正常なパートナー同士が避妊せずに性生活を行っても1年以上妊娠しない場合』とあり、不妊症と判断されます。カップルのうち10組に1組は不妊症だといわれており、その約3割は男性に原因があります。

投稿者 ootani : 03:14 | コメント (0)